地震対策の基本情報について

日本は世界有数の地震国です。

「地震対策の基本情報」では地震に対する知識・対策についての解説を 行い、また脚光を浴びている地震保険のご紹介を行っています。

地震発生を防ぐことは不可能ですが、科学の進歩と共に「地震予知」に 関しては少しずつ解明されつつあります。しかしながら私たちに とって一番大事なのは起こってしまった地震に対していかに対処 するかです。

そのためには地震が起こる前にその善後策を立てておくことです。

いざ地震という時に慌てず冷静に対応することが地震による被害を最小限 に食い止め、地震からの迅速な復旧に繋がります。

気象庁震度階級

震度0: 無感。人体に感じないで地震計に記録される程度。
(0.8ガル未満)

(参考)吊り下げ物のわずかに揺れるのが目視されたり
カタカタと音が聞こえても、体に揺れを感じなければ無感である。

震度1: 微震。静止している人や、特に地震に注意深い人に
感じる程度の地震動。 (0.8〜2.5ガル)

(参考)静かにしている場合に揺れをわずかに感じ、その時間も
長くない。立っていては感じない場合が多い。

震度2: 軽震。大勢の人に感じる程度のもので、戸や障子が
わずかに動くのがわかる程度の地震動。(2.5〜8ガル)

(参考)吊り下げ物の動くのがわかり、立っていても揺れを
わずかに感じるが、動いている場合にはほとんど感じない。
眠っていても眼を覚ますことがある。 

震度3: 弱震。家屋が揺れ、戸は障子がガタガタと鳴動し、
電灯のような吊り下げ物は相当揺れ、器内の水面の動くのが
わかる程度の地震動。(8〜25ガル)

(参考)ちょっと驚くほどに感じ、眠っている人も眼を覚ますが、
戸外に飛び出すまでもないし、恐怖感はない。戸外にいる人も
かなりの人が感じるが、歩いている場合は感じない人もいる。

震度4: 中震。家屋の動揺が激しく、座りの悪い花瓶などは倒れ、
器内の水は溢れ出る。また歩いている人にも感じられ、多くの人が
戸外に飛び出す程度の地震動。 (25〜80ガル)

(参考)眠っている人は飛び起き、恐怖感を覚える。電柱・立ち木
などの揺れるのがわかる。一般の家屋の瓦が外れることは
あっても、まだ被害らしいものではない。軽いめまいを覚える。

震度5: 強震。壁に割れ目が入り、墓石・石燈篭が倒れたり、
煙突・石垣などが破損する程度の地震動。(80〜250ガル)

(参考)立っていることはかなり難しい。一般家屋に軽微な被害が
出始める。軟弱な地盤では割れたり崩れたりする。座りの悪い家具は倒れる。

震度6: 烈震。家屋の倒壊は30%以下で、山崩れが起き、
地割れが生じ、多くの人が立っていられない程度の地震動。(250〜400ガル)

(参考)歩行は難しく、這わないと動けない。

震度7: 激震。家屋の倒壊が30%以上に及び、山崩れ・
地割れ・断層などを生ずる。 (400ガル以上)

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