地震対策の基本情報について

日本は世界有数の地震国です。

「地震対策の基本情報」では地震に対する知識・対策についての解説を 行い、また脚光を浴びている地震保険のご紹介を行っています。

地震発生を防ぐことは不可能ですが、科学の進歩と共に「地震予知」に 関しては少しずつ解明されつつあります。しかしながら私たちに とって一番大事なのは起こってしまった地震に対していかに対処 するかです。

そのためには地震が起こる前にその善後策を立てておくことです。

いざ地震という時に慌てず冷静に対応することが地震による被害を最小限 に食い止め、地震からの迅速な復旧に繋がります。

備えあれば憂い無しです。


家屋に対する備え

家屋全体の耐震診断(地盤・塀などを含む)を行い、自宅の耐震性
を確認しましょう。

万一耐震性に問題があるとわかった場合は、早めに耐震改修
を行って補強しておきましょう。


出火に対する備え

防火用水・消火器など消火設備を整備し、地域の防災訓練
などに積極的に参加して、消化法などに熟知しましょう。

またプロパンボンベの固定、薬品や危険物の落下・
破損防止などの措置を講じ、ガス器具など火器類の
手入れ、及びその周辺を整理するなどして出火防止
に努めましょう。


家具に対する備え

家具などを固定し、その転倒・落下による被害を防ぐと
共に、身の安全を守る場所を設けておきましょう。

家具を固定する注意点としては

1.「取り付け金具」を家具の両側の上部に取り付けること。

2.家具が2段重ねになっている場合は「平型金具」で固定すること。

3.天井が丈夫であれば「家具転倒防止支柱」を取り付けること。

4.食器棚のガラスには「飛散防止フィルム」を貼ること。

5.棚の開き戸には「開放防止金具」を取り付けること。

などが挙げられます。

また家具類以外でも、ピアノ、オルガンなどの楽器類、掛時計や
額などの柱や壁に掛けてある装飾品やシャンデリアなどは、
地震により転倒、落下、あるいは移動したりして危害を及ぼす
おそれがあるので注意が必要です。

石油ストーブなどの火気器具は、家具などが転倒、落下してくる
おそれのある場所を避けて使用するようにしましょう。


避難に対する備え

避難を必要とする場合の脱出口を確保し、避難通路を
点検しておきましょう。

マンションなどでは出入り口のドアが変形により開かない
場合もあります。必ず複数の避難通路を確保しておきましょう。


避難先に対する備え

通勤・通学など外出時に大地震に遭遇した場合に備え、
家族の避難先を決めておきましょう。携帯電話は一時的
に使えなくなる可能性があります。

あらかじめ万が一に備え、集合場所を確認しておきましょう。


所持品に対する備え

避難時の所持品は最小限にとどめ、他は埋めるなどして、
持ち歩かないようにしましょう。

貴重品など気になるものは事前に避難用としてまとめて
おくと便利です。


食料品に対する備え

食料(下記を参照してください)と飲料水(1人1日当り3リットル
として3日分)などです。

最低3日分、常時用意しておきましょう。

(備蓄食料例)

乾パン (非常食の定番ですね)。
カロリーメイト等の栄養バランス食品
ゼリー飲料

アルファ米 (湯か水を注げばご飯ができるという商品)
米(無洗米)
真空パックご飯

缶詰
インスタントラーメン
レトルト食品


医薬品に対する備え

日頃から救急用の医薬品を準備し、応急措置法などの
訓練を受けておきましょう。

常備する医薬品例を下記に示します。

ガーゼ、包帯、ばんそうこう、三角布、消毒薬、胃腸薬、
鎮痛剤、目薬、、かぜ薬、持病の常備薬 など。

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